今年の秋シーズンの販売に向けた野良着プロジェクト。

岐阜市のメルチデザインさんと共同で野良着をテーマにした、コートを製作中です。

「なぜ野良着？」

野良着とは日本古来のワークウェア。

野良作業などで着用する作業着です。

メルチデザインさんが大切にしている服に対する想いがとても素敵で、何度もお話を重ね、野良着に行きつきました。量産・消費される服ではなく、長く服と一緒に歳を重ねるよう。歳を重ねるごとに、服と一緒に生活のリズムも良い音で刻まれるような。

こういったソーシャルグッドな一面を持つプロダクトやサービスは、社会と人とをどう繋げ、その接点をどうデザインしていくかを考えないといけません。

目先の経済的な活動だけでなく、プロダクトやサービスが持つ価値で何を育てていくのか。

この野良着プロジェクトも、そんな立ち位置になると思っています。

「和服と洋服」

テキスタイルデザインのことも調べ、和服と洋服の作られ方の違いを知りました。

何気に着ている服も、社会情勢が大きく関係していること、和服というのは最も日本人らしく作られていることも。

この野良着の羽織は、現代風に言えば、日常をシームレスに過ごすことができるコート。

仕事、遊びなどのくくりも関係なく、どちらでも機能的にファッショナブルに着ることが出来ます。

僕自身今こちらの試作を着用しています。

プロトモデルを3月くらいには数着テスト販売をする予定ですので、着用してみたい皆さまおりましたら、僕にお会いした時にぜひお声かけください。